二条城は、正式名称は元離宮二条城(もとりきゅうにじょうじょう)ともいい、京都市街にある平城であります。
二条城と呼ばれるものは、戦国時代以前にもありましたが、現存する二条城は徳川時代からのお城であります。
ネスコの世界遺産の「古都京都の文化財」の構成遺産であり、二の丸御殿の6棟が国宝に、また22棟の建造物と二の丸御殿の障壁画計1016面が重要文化財にしてされているのみならず、庭園のうち「二の丸御殿庭園」は特別名勝であり、他にも日本100名城に指定されるなど文化財として大変貴重な存在となっております。
文化財として優れた資産となる二条城ですが、同時にこの城は歴史の節目をいろどった場所でもあります。
歴史的に良く知られた事件としては「大政奉還」があげられます。
大政奉還は最後の将軍・徳川慶喜が政権を朝廷に返上した出来事であり、これによって350年続いた徳川幕府は終焉します。
その大政奉還の舞台になったのが、この二条城の二の丸御殿黒書院においてでした。
徳川家康が地上四、彼の将軍宣下に伴う賀儀が開かれたのもこの城においてであったことを考えあわせると、まさに徳川幕府の始まりと終わりを演出した場所であるといえるでしょう?
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