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史跡紹介

Shimogamo-jinja 下鴨神社(賀茂御祖神社)

下鴨神社楼門
  • 史跡情報
  • 所在地
    京都府京都市左京区下鴨泉川町59
  • 関連人物

下鴨神社は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)ともいい、京都でもっとも古い神社のひとつです。記録では崇神天皇の7年(紀元前90年)に神社の瑞垣を修理した記録があることから、それ以前の時代から祀られてきたとされています。
下鴨神社の祭神のおひとりである玉依媛命は上賀茂神社の祭神の賀茂別雷命の母親であり、下上賀茂神社と合わせて「賀茂社」と総称されます。
平安京遷都の後には国家や平安京の守り神として、また皇室の氏神として特別の信仰を集め、『源氏物語』や『枕草子』などの王朝文学にもしばしば登場しました。

史跡「下鴨神社(賀茂御祖神社)」のポイント紹介

  • 賀茂社 - 上賀茂神社とのつながり

    下鴨神社とは別に鴨川上流に上賀茂神社がありますが、かつては古代の京都を創った神「賀茂建角身命」の氏神を祀る神社であり、ともに同じ神社として崇敬を集めてきましたが、750年(天平勝宝2年)頃に朝廷より分社を命じられて下鴨神社として独立しました。
    そして、807年(大同2年)には神階の最高位「正一位」を授かったことで伊勢神宮に次ぐ地位が授与され、上賀茂神社ともに皇族・貴族たちから篤い崇敬を受けて繁栄しました。
  • 21年ごとに行われる式年遷宮

    (記事準備中)
  • 太古の森を思わせる「糺の森」

    晩秋の糺の森
    糺の森は下鴨神社の境内にあって124,000㎡ほどの広さを持つ原生林で、これは東京ドームの約3倍の広さを持つ事になり、本殿への参道がこの森の中を横断するよう続いています。
    公式サイトによればこの名前の由来は、「下鴨神社の祭神「賀茂建角身命」(かもたけつぬみのみこと)が、この森で集落の人々の苦情を聞き、処理していたことから「糺の森」と名付けられた」という事だそうです。
    かつては約4,950,000㎡(約1,500,000坪)もの広大な面積を有していたものの、応仁の乱など中世の動乱や明治頃の上知令(土地没収の命令)により現在の規模となりました。
    古代、山城国の原生林の植生を残す唯一の森林であり、ケヤキやムク・エノキなど約40種、樹齢200年以上の樹木が約600本以上あるなど豊富な植生恵まれています。
  • 京都三大祭りの1つ「葵祭」のメイン舞台

    葵祭(あおいまつり)は京都三大祭りの1つであり、加茂神社の例祭として下鴨神社と上賀茂神社を舞台に行われる有名な行事です。賀茂祭とも呼ばれます。
    葵祭はかつては「宮中の儀」「路頭の儀」「社頭の儀」の三つで構成されていましたが、現在は「宮中の儀」は行われなくなり、「路頭の儀」と「社頭の儀」だけが行われています。
    「路頭の儀」は平安時代の貴族の衣装を着た人たち(勅使、検非違使、内蔵使、山城使、牛車、風流傘、斎王代など)が列をつくり、京都御所を出発し、下賀茂神社、上賀茂神社社へと向かう総勢約500名からなる行列です。
    「社頭の儀」は行列が賀茂御祖神社と賀茂別雷神社に到着した時に社頭で行われる儀式です。
    勅使による御祭文の奏上や御幣物(ごへいもつ)の奉納、神馬の引き回し、舞人(まいびと)による「東游(あずまあそび)」の舞が奉納されます。
  • 化粧品で絵馬に美顔祈願!?河合神社の鏡絵馬

    鏡絵馬
    御祭神である玉依姫命は神武天皇の母神であり、女性の守護神として信仰されてきた存在であり、また玉のように美しかった事から美麗祈願のお社として信仰を集めています。
    とくに鏡絵馬という手鏡のような形をした絵馬に自分の化粧品でメイクをして裏に願意を書いて奉納すると内面とともに美しくなれるといわれています。
    河合神社の境内には鴨長明の随筆、方丈記に出てくる「方丈の庵」のレプリカが展示されています。鴨長明はこの河合神社の禰宜の息子としてうまれ、本来なら跡を継げるところ、様々な事情で叶わずよをはかなんで方丈記を書き上げたといわれています。
    畳5帖半程度の広さで間口・奥行きとも1丈(約3m)四方にしつらえられたこの建物は、各地を旅して暮らせるよう移動に便利な組立式となっています。
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      上賀茂神社は正式には賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)ともいい、かつてこの地を支配していた豪族である賀茂氏の祖神である賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)を御祭神としています。 京都最古の歴史を有する一社であり、勅使が参向する勅祭である賀茂神社の例祭・葵祭(賀茂祭)は京都三大祭の一つとして有名です。 平安時代より続く日本最古級の祭祀である「葵祭」では平安時代の装束を身にまとった人々の行列が練り歩く「路頭の儀(ろとうのぎ)」が見どころです。 また、社殿は本殿など2棟が国宝、34棟が重要...

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    史跡「賀茂御祖神社(下鴨神社)」の口コミ Googleの口コミより出力

    • 投稿者:durjoursweep karenorfe

      評価:5

      とても雰囲気のいいところです 水に浮かべて字が浮き上がるおみくじはおしゃれな感じで楽しいです 古本市の時期だったので色々見て回らせていただきました 追記 こちらで結婚式を挙げさせていただきました。 重要文化財である葵生殿での神前式は二度と忘れ得ない思い出となりました。 神前式を考えられている方には非常にお薦めです。 あと神社内を白無垢と袴で撮影の為に歩いていると色々な方から祝福の声をいただけます(笑)

    • 投稿者:中村勝

      評価:5

      追記あります! 世界遺産に認定された、とても朱色が光輝く美しい神社です。 御手洗池にかかる朱色のアーチの橋も緑の中に映え、どこをとっても絵になる綺麗な神社です❗(^^)v 私が初めて此処に来たのは、御正月時期でした❗ 絢爛な衣装着て蹴鞠をされるというのをニュースで知ったからです。 実際に観るとテレビ以上に感動しました。 烏帽子や水干などの平安時代の衣装を纏い、優雅で艶やかで、その光景は私もタイムスリップしたみたいな、不思議な感覚になりました(*^^*) 🎵 思わず私も足蹴りしそうになるほど、見いってしまいました❗ ここも日本を代表する神社です。緑も多く、建物も豪奢で重厚感あり,美しく、世界に認めてもらえるのが当たり前だと思わせる堂々とした神社です。 是非行ってみて下さい❗最高\(^-^)/どの時期も素敵ですよ🎵 この間こちらの近くに用があり 帰りに寄りました(^_-) やっぱり豪奢で美しい神社です(*´∀`) コロナで人はあまり居ませんでした(^_^;)

    • 投稿者:PP O

      評価:1

      雰囲気0でした。 境内で工事が行われていたのですが、その足場やら骨組み? やらが景観をかなり損ねていました。(写真ではなるべく映らないように撮りましたが)。ホームページに工事のお知らせとかが載るレベルでは。と思いましたがありませんでした。 それだけならまあ、歴史的建築物に修繕はつきものだから、よくあることではあります。ただそれに加え工事している業者の人の話し声、機械の音がかなり騒々しく、工事はどうやったって音が出るものとはいえ、多少なりとも抑えようとするような試みが、気持ちの上だけであってもなされていたようには思えませんでした。 行事が行われての賑わいや、逆に人がいない静寂の中では、囲いで区切られた境内は、なかなか雰囲気はあるのかなとは思いました。

    • 投稿者:吉田洋

      評価:4

      2020年11月 今日は車🚗を神社の駐車場に止めて参拝 以前に来た参道からの厳かな雰囲気とは違い結婚式場の雰囲気です。 本堂などの建物は煌びやか厳かなものですが馬車、おみくじなどはカップルは楽しそうですがちょっと商業的でイマイチです。 2016年12月 広くて厳かな雰囲気

    • 投稿者:MAN RIRIRI

      評価:5

      京都をひらいた(凄い‼️)神様をお祀りした神社さんです。京都市の北部を流れる2本の川が交わる大きなデルタ地帯にあります。東京ドームの3倍もあるという境内に立つたくさんの木々は普通の神社さんなら御神木クラスの大木も多く素晴らしいです。この空気感といい境内にいるだけでパワー頂ける気がします😊でもそれを押し退けて素晴らしいのは「みたらし団子発祥の地」って言うところです(まあ、ただのみたらし団子好きの一意見ですが…🤣)。他にも国宝や重文もあり、それらを見ながらパワーを頂いて帰ってください🙏

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    賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)は、京都市左京区下鴨泉川町にある神社。通称は下鴨神社(しもがもじんじゃ)。式内社(名神大社)、山城国一宮、二十二社(上七社)の一社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。

    国際連合教育科学文化機関(UNESCO=ユネスコ)の世界遺産に「古都京都の文化財」の1つとして登録されている。

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