2019年に京都・嵐山に開館した美術館。美術に詳しくない方が見ても感動を与えられる作品を中心とした美術館です。コレクションは京都の実業家の福田吉孝さんが美術館を設立する目的で約20年にわたって収集した、日本絵画を中心とした作品約1,500点であり、江戸時代の琳派、円山・四条派、近代の京都画壇の作品を多く所蔵しています。主な所蔵品には俵屋宗達、円山応挙、与謝蕪村、伊藤若冲、葛飾北斎、横山大観、竹内栖鳳、上村松園、速水御舟、竹久夢二などのものが挙げられます。
美術館のデザインコンセプトは京町屋の要素を取り入れた和モダンであり、展示室は蔵をイメージして設計されています。
大堰川に面して設けられており、施設内のカフェ「パンとエスプレッソと福田美術館」から渡月橋と嵐山が一望できます。